ReSPR（レスパー）｜空気浄化装置

病院・医療機関

病室の臭気除去

病室のさまざまな臭気、特にストーマ(人工肛門)装着の患者さまの装具交換時に発生するニオイが大幅に緩和され、患者さまの羞恥心の低減や、院内の環境改善に貢献しています。

病棟の臭い対策

ガン患者さま特有のネクローシス(細胞壊死)からくる臭気がReSPRの浄化システムにより緩和され、患者さまとご家族さま、院内スタッフなどへの不快感も大幅に軽減。

病理検査室等の臭気対策

病理検査・解剖室などに拡散したホルムアルデヒドやキシレン等の臭気濃度を大幅に低減し、院内スタッフの環境改善に貢献します。

病院内トイレ・汚物室の除臭

従来の空調のみでは脱臭しきれなかったエントランス付近のトイレからの臭い漏れも、ReSPRの卓上タイプの設置のみで解消。大規模な工事を必要とせずに問題を解決しました。

介護・老健施設

施設内のウィルス・細菌除去

各種老人ホームやサービス付き高齢者住宅、グループホーム、介護療養型医療施設、ケアハウス他、さまざまな施設において施設内感染の予防や細菌・ウイルス対策が課題になっています。ReSPRの高い空気浄化・除菌性能が、入居者や患者様だけでなく職員の皆様にとっても強い見方になります。

居室の除臭

高齢者施設には特有のニオイが付きやすく、継続的な臭気対策が必要になります。ReSPRの極めて高い除臭・脱臭性能が、居住環境・職場環境を改善します。

トイレ・汚物室の除臭

食品工場

牛乳瓶の充填ラインに

HACCPを中心とした品質管理を徹底し、原料の受け入れから製品化まで、危害要因を分析し連続的に管理している大手乳製品メーカーの工場に導入。浮遊菌をはじめとするReSPRの極めて高い除菌効果のデータが高く評価されています。

グミ製造の最終ラインに

果実のエキスを凝縮し、食感にまでこだわったグミの製造を行う、大手菓子メーカーの工場の最終ラインに導入。空気中に浮遊する微細なカビの胞子や、機械や壁面に付着したカビを分解し、混入や増殖による事故を防ぎます。

青果物の生産・流通段階

シャインマスカットの保存・鮮度維持に

近年人気の高いくだものとして注目されるシャインマスカット。その一大産地である長野県の農園さまが管理する保冷倉庫に導入。腐敗速度が大幅に遅くなり、保存期間が長くなったことにより、収益性の向上にも貢献しています。

青果物卸さまの保管・在庫管理に

みかんやキウイなど季節商品のカビ対策に苦労されていた青果物卸さまの保管用冷蔵庫に導入。カビ汚染が大幅に減少し、鮮度保持率が向上した測定データも確認されました。

高級「貯蔵ミカン」の鮮度保持と品質向上に

三ケ日町（静岡県）高橋様

日本を代表するミカンの生産地である静岡県浜松市北区三ケ日町の生産農家で作られる「誉れ」は、高品質な青島ミカンを約3か月間、貯蔵熟成させたブランドミカンです。生産者の高橋様も、鮮度保持とカビの抑制に活用されています。

高橋様のご感想

当地で農業を営んで、私で8代目になります。ミカンの栽培を本格的に始めたのは祖父の代からで、ミカンの品質を追求し続けてきた父からさまざまなノウハウを学びました。同時に若手のころはJAみっかびの青年連盟などで情報交換をしながら新しい試みにもトライし、自分のやり方を確立してきました。現在は、三ケ日町の柑橘出荷組合員として地域全体のミカンの品質やブランド力向上にも注力しています。

ミカンの収穫が始まるのは毎年11月頃からで、最初に店頭に出回るのは「早生ミカン」ですが、それとともに力を注いできたのが「貯蔵ミカン」です。いまでは長期貯蔵に適した「青島温州」という品種は年を越えた3月、4月まで鮮度と美味しさを保ちながら出荷され、三ケ日の貯蔵ミカンの知名度は全国的にも上がっています。おかげさまで、私がつくっている青島ミカンも「誉れ」というブランドを中心にお客様からありがたい評価をいただいています。

長期貯蔵の方法については、これまでもさまざまな研究がなされており、朝夕に倉庫内に冷たい外気を取り入れ空気を入れ換えるとともに湿度を80～90％に保つのがセオリーと言われてきました。そこから工夫を重ねる過程で、私が特に着目したのがオゾンによるエチレンガスの除去法でした。エチレンの除去が24時間効率よく行われれば、熟成の速度を遅くし、さらに良い品質が保てるのではないかと考え、いろいろと調査した結果、ReSPR（レスパー）に出会い導入を決めました。現在は、ReSPRと冷風機を組み合わせた、独自のシステムにより最適と思われる庫内環境を保っています。

ReSPRが鮮度保持に有効なことは実証データなどにより想定していましたが、同時にカビの発生を抑えられたことは嬉しい副産物といえます。100％抑えることはできませんが、カビの発生率を下げ、白い状態から青カビに移行する速度を遅くする。結果として全体の歩留まりを向上させることが可能になり、収益性にもプラスの効果をもたらしています。

ミカンの良し悪しは、単純に糖度や酸味のバランスだけでは決まらず、特に長期貯蔵の熟成においては作り手のノウハウと思いが込められた、言葉だけでは伝えられないものがあります。よく選果場の査定員の方から「このミカンは次元が違う」と言っていただくことがありますが、長期貯蔵してもハリがあり、みずみずしい状態のまま味覚を向上させるよう努めています。これからも全国のミカン好きのお客様に満足していただけるミカンを生産していきたいと考えています。